フォルクスワーゲンには他にはない無敵のフォルクスワーゲン充電カード(以下、充電カード)がある。充電カードは、月5616円とやや高めの設定ではあるものの、他のどこのカードにもない急速充電と普通充電の両方が使い放題である。非常に便利なこの充電カードを8ヶ月間使用してきたが、使用状況を考えると、本当にお得なのだろうかと考えるようになった
そこで8ヶ月間、充電カードを利用してきた結果と、カード無しで普通充電で行なった場合をシュミレーションした。私の使用状況における、充電カードの契約のメリット、デメリットがはっきりしてきた
e-GOLFの使用状況
月に約3000km近くを往復約100km弱の通勤に使用
年に数回、遠乗りをする
昨年12月から7月までの総充電量
2018年11月25日に納車し、7月末までに2万3333km走行
2018年12月 448Kwh
2019年 1月 405Kwh
2019年 2月 336Kwh
2019年 3月 401Kwh
2019年 4月 334Kwh
2019年 5月 296Kwh
2019年 6月 294Kwh
2019年 7月 305Kwh
合計2819Kwh(内、普通充電3回13Kwh)
急速充電を使う必要があったのは?
充電時に走行距離などを記録しているので、まずは
12月31日 帰省の往路(高速) 430km
1月2日〜3日 帰省の復路(高速) 430km
3月24日 熊本への日帰り 268km
4月28日 山口への日帰り 380km
この4回は急速充電をする必要があった
高速道路での充電を詳細にチェック
往路の充電は4回
1日目40分22kWh 2回目36分18Kwh 3回目45分20Kwh 4回目25分13Kwh
もし高速道路でクレジット払いをしていたなら
最初の5分が250円、以後1分間50円
1回目 1500+500=2000円
2回目 1500+250=1750円
3回目 1500+750=2250円
4回目 1250円
合計 7250円
こんな充電の仕方では、ガソリン車の方が良い
ガソリンが150円なら、8.9km/lとかなり悪い燃費
高速での充電はあり得ないので無しとする
日産の充電器を使ったらどうなっていたか?
430kmなので、200kmと1回目125kmと2回目125kmとフル充電で出発して2回の充電で着くだろう
540円×2回=1080円で済むだろうが、その度に高速を降りる必要がある
往復で使用したら、帰省先での充電1回をプラスして、5回の充電
540円×5=2700円
次回はこの方法を試してみたい
同様に3月24日 熊本日帰り 268km、4月28日 山口日帰り旅行 380km
をみてみると
熊本は1回の充電
山口は2回の充電で可能
540円×8=4320円
8ヶ月、31,762円で可能だった
ということで
8ヶ月で日産の充電器をカードなしの認証で利用することで可能と分かった
よって、急速充電器の利用料 4320円
自宅充電は、2806Kwhなので
2806×9.78=27442円
合わせると、31,762円
VW充電カード代は、44,928円
充電カードを利用するよりも約1.3万円お得になることが分かった
自宅充電に変えるメリット、デメリット
自宅充電に変えるメリット
・1万円以上お得になる
・充電せずに、自宅にまっすぐ帰ることができる
デメリット
・帰省時は充電の際、高速を降りて充電をする必要があり不便
・契約ブレーカーを変えるか、充電時間の工夫が必要